<野菜種の蒔き方>
土つくりの準備ができましたら、今月末から来月にかけては秋野菜の種まきです。秋野菜の典型的なものとしては、大根、蕪、玉葱などの根もの、白菜、ほうれん草、小松菜、春菊、水菜、キャベツなどの葉もの、ブロッコリ、芽キャベツなどの実もの等々多くの種類があります。種は、信用のおける種屋・種苗メーカーなどから買い求めるのが得策です。何といっても、野菜は土・種・天候がベースで、これに皆さんの世話が肝心ですから。
畑に種を蒔くときは、元肥を施した畑の表面を平らにした上で、直線の浅い溝を60~70cm間隔に平行に掘ってここに種を蒔きます。ただし、種によって蒔き方が違いますので気をつけてください。直線の溝を掘るのには、鍬やレーキ(棒の先端に熊手に似た金属部を有するもの)といわれる農具を使うと便利です。
・大根、白菜 ・・・・・・・点蒔き(数cm四方の浅い溝に5~6粒蒔く)
・ほうれん草、春菊、水菜その他多くの葉物野菜・・筋蒔き(数cm間隔の浅い筋状の長い溝に点々と蒔く)
・キャベツ、ブロッコリ・・50~60cm四方の畑地に、浅い溝を点々と蒔き、本葉2~3枚になったら30~40cm間隔に定植する。園芸店で苗を求めることもできる)
種を蒔いた後は、土を押さえたっぷりとジョーロで水を撒きます。(このときに肥料はやらない)
種まきに際しては、整地、溝堀り、畝たて、種まきと身体を大きく動かしたり、細かい手作業をする際に、機能的に動けるため、地下たびを履くと、能率よく正確な作業ができます。
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