地下足袋力王


<< Vol.22へ

農事便り vol.23



「オクラ」について
 オクラは、アオイ科の植物で、野菜の中で最も美しい花をつけることで有名です。原産地は、アフリカ東北部といわれ、エジプトでは紀元前から栽培されていたようです。わが国では暑さに強い、まさに夏野菜いえます。花の美しさ形も魅力的で、ハイビスカスの仲間といわれれば納得できます。(写真C参照)
 栽培は、寒さに弱いため一般地では6月に入ってから、マルチングフィルムを施した畑の植え場所1箇所に3粒ほどの種を撒き、本葉が3~4枚になったら1本にして大きく育てます。7月に入るとヤツデに似た葉も大きくなり(写真A参照)、そろそろつぼみも膨らみ(写真B)、きれいな花も咲きはじめます。(写真C参照)
 花の交配が終わると落下した箇所に小さな実がつきます(写真D)そしてこの実が7~8cm位になったら、根元の茎の部分を鋏で切り取り収穫します。(写真E参照:大きさの比較は使い捨てライター)
 オクラは、独特のネバネバ野菜として好まれていますが、この成分はコレステロールを減らす効果があり、またビタミンやミネラルも豊富で、整腸作用もあり“夏バテ防止”野菜として好適です。


写真A

写真B

写真C

写真D

写真E


S生


<< Vol.22へ


Vol.1 Vol.2 Vol.3 Vol.4 Vol.5 Vol.6 Vol.7 Vol.8 Vol.9 Vol.10
Vol.11 Vol.12 Vol.13 Vol.14 Vol.15 Vol.16 Vol.17 Vol.18 Vol.19 Vol.20
Vol.21 Vol.22 Vol.23


COPYRIGHT(C) 2002 RIKIO co., Ltd. All rights reserved. /無断転用・転載を禁ず。