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「ブロッコリー」の収穫 秋から冬にかけて収穫されるブロッコリーは、キャベツと同様アブラナ科の野菜で、カリフラワー(乳白色のつぼみ)とは兄弟分となります。 近年ブロッコリーは、ビタミンや鉄分などが豊富なため健康食材としてクローズアップされ、消費が大幅に伸びています。この野菜は、カリフラワーと同じく丸く育ったつぼみ(花蕾といいます)と茎を食するものです。 大きく育ちキャベツの外葉のように広げた葉の中心に、まず小さいつぼみがつき始めますが(写真A参照)、2週間くらい経ってくるとこのつぼみが徐々に大きくなり、ソフトボール大くらいになります。(写真B参照)これを茎の下方から切り取り収穫します。 切り取ったつぼみの周囲には、小さいつぼみを頭につけた茎が数本残りますが(写真C参照)、この茎が5~6cmくらいに育ったら、これも切り取って食することができます。この茎部分の栄養価も高いため、最近は小さなつぼみを頭につけた茎(写真Cと同様)を、多数長く伸ばし林立させた状態に育てたスティックブロッコリーも人気になっているようです。
写真A
写真B
写真C
S生